県政レポート
新型コロナ感染対策と経済再生
明けましておめでとうございます。
未だコロナ禍が続く中で、多くの不安や困難を抱えながら「新しい生活様式」を模索していることと思います。
私は昨年、緊急事態宣言後の5月末に県議会の副議長に就任いたしました。
直後の県議会定例会では国の対応に基づいた過去最大額となる新型コロナウイルス感染症対策関係の補正予算(約1,500億円)を審議し、その後の第3回定例会前半(9月~10月)では更に上回る額の(約1,800億円を超える)予算をつけて来ました。
コロナ応援基金創設
県民の皆様からのご寄付とともに、県議会議員の期末手当や県政調査(視察)等を自粛して不執行にした事業費用と、知事等の特別職や管理職手当受給者の期末手当や勤勉手当等の様々な削減・減額分を財源とする「かながわコロナ医療・福祉等応援基金」を創設しました。
そして、その基金を活用して県内の医療や福祉の現場で働く方々へ感謝の労いの気持ちを伝える「みんなの感謝お届け事業」(約10億円)を策定し、神奈川県産の振興に帰する品々、主に食品や工芸品、県内市町村のふるさと納税のお礼の品や県民からの感謝メッセージを入れた特製のクオカード等をカタログギフト化し、贈呈しました。
施設の対象は計3万6000カ所で、施設規模により贈呈する金額を1万3000円~14万円程度に設定しています。
医療従事者に感謝
新型コロナウイルスに感染された患者さんに直接対応した医療・福祉従事者には旅行補助券を贈ります。
医療・福祉関係に従事されている皆様は、日々極限の緊張の中でご尽力されていると思います。
クルーズ船での感染対策に従事されていた頃から今もなおその対処に明け暮れ、休むことなく大変な苦労を強いられながらも献身的に尽くされ努力している姿に、改めて心から感謝申し上げるとともに敬意を表します。
これから先も収束までの間、継続して頑張っていただけるよう、様々な環境整備等を充実させて参りますので引き続きよろしくお願いいたします。
また、大変な影響を被っている事業者(特に飲食店や観光産業等)の方々への補助などの支援も国と連携し、様々な要望を行いながら社会経済活動の再生を進めて参ります。