建物の老朽化などに伴い、旭警察署の希望が丘交番と二俣川交番が建て替えとなります。
両交番とも8月31日に一時閉鎖となっており、希望が丘交番は明日9月8日(金)から、二俣川交番は9月11日(月)から工事が始まります。
新しい交番はそれぞれ今の場所に、来年2024年2月に完成の予定です。

 

神奈川県では「神奈川県警察交番等整備基本計画」に基づき、年10カ所程度を目標に、交番の建て替えを推進しています。
計画は社会情勢の変化などに対応するためで、2020年度からの10年間で、約70カ所の交番を統合。一方、存続させる交番については、老朽化による耐震性の問題や狭すぎて設備強化ができない点、女性警察官の増加に伴う施設の整備などを改善させ、持続可能な施設とするために建て替えます。
計画に基づく旭区内の交番建て替えは、今回の2交番が初めてです。

 

区内最古の交番も

建て替えが決まった希望が丘交番は、1974(昭和49)年に建てられました。
希望ケ丘駅の南口を出るとすぐに目に入ります。ちょうど50年目の建て替えとなります。

 

二俣川交番は1989(平成元)年に建てられました。ドン・キホーテ前の、新旧厚木街道の中州に建ち、正面の丸い軒(のき)が特徴的な建物です。
完成予想図では打って変わって片流れの屋根がシャープなイメージを感じさせます。

 

なお工事中は、パトカーによるパトロールを強化。希望が丘交番の勤務員は南希望が丘交番を、二俣川交番の勤務員は旭警察署を拠点にそれぞれ活動。
交番への相談や各種届出についても南希望が丘交番、旭警察署で対応しています。